今日のお題は「フェザーフック」です。
ポッパーの"おしり"によくついている"羽付き"のアレです。
フェザーフックを交換、あるいは新たに付けようと思うと、
普通は市販のものから選ぶということになるのですが、
1.値段がそこそこ高い
2.フックが選べない
3.フェザー(長さ、色、ボリュームなど)が選べない
なんかがネックとなって、自作してみようかな?
なんて思う人も多いかと思います。自作そのものは
バイス(フックを固定する器具)があれば、それほど
難しいものではないと思います。
#バイスがないと難しくなるよ!
フェザーフックの材料は…
1.トレブルフック
2.フェザー
3.ティンセル(キラキラした糸状のかざり)
4.スレッド(巻きつける糸)
の4つで構成されているかと思います。
それぞれを準備すれば良いわけですが、
ここで1つ疑問が出てきます。
フェザーって何の羽?
ならば、調べよう!!Webを使えば簡単♪ 簡単♪
フライフィッシング用品ですぐ見つかるでしょ!!
となるはずでしたが…ここからが…
フライフィッシング用語に翻弄されることになったのでした。
まず「フェザー」に1つめの罠が…(^^)
ルアーでいう"フェザー"は、名前のごとく"羽毛全体"をさして
いるイメージですが、フライフィッシングで"フェザー"というと、
どうやら一部の羽毛をさす言葉のようです。
ですので、"フェザー"をキーワードに探すと混乱のもとです。
つまり「フライフィッシング フェザー」なんて検索しても...
フェザーフックに使えそうな羽毛は見つけられなかったの
です。
引き続き調査を続けていると、どうやらフェザーフックの羽毛
は鶏の羽毛が使われている…というのを見つけました。全て
のフェザーフックでそうなのかはわかりませんが、とりあえず
次は鶏の羽を探します。ここで、次のフライフィッシング用語
が登場します。
鶏の雄の羽毛のことを「コック」、雌は「ヘン」と言うそうです。
そして、フェザーフックの材料に使われているのは、コック
の首まわりの羽毛ではないかと...そして、出てきた新しい
キーワードが「コックネック」です。
でも「コックネック」で検索すると、使えそうな羽が出てくると
いえば出てくるですが…どれもすごい塊?の状態です。
値段も5千円ぐらいから、1万円を超えるようなものまで…
フライ専用に育てられた鶏の羽らしいです。なのでお値段が…。
フライやフックの大きさに合わせて、この塊の中から厳選して
羽を選ぶそうですよ。(なんか楽しそうですねぇ~♪)
しかし、しかし、フェザーフック用ですからね。もっと少なくてOK、
それほど良いものでなくてもOK、何より値段が安いのが欲しい
わけです。というわけで、さらに探索していきますと…
次のキーワードにたどり着きました。それが「ハックル」。
鶏の首や背中の羽のことをハックルと呼ぶらしい。
そしてたどり品物が「アングル コックハックル小袋」という
ものでした。値段のほうも1つ200円ちょっとでお安いです。
あ~もう、これでOKとなるはずでしたが…
あれ?? 白いほうなんか小さくないですか?
#見本の写真では白いほうが大きくて、茶色ほうが
#小さかったノダ。
そうか、フライ用だから大きさも色々あるわけですね。
ブラウンのほうはちょうどよさそうな大きななのに…。
やっぱり、専門店にいって、実際に目で見て買うのが一番と
いうことですね。まあ、小型トップ用ならぎりぎり使えるかも?
というサイズですが。。
これで終わりにするか?フライフィッシング専門店に行くか?
懲りずにもう一度、Webでいくか?な~んて考えてましたが…
私は懲りていないのです。
「ハックル」というキーワードを見つけたときに、もう1つみつ
けていたのが「サドル」というキーワード。背中から尾にかけ
ての羽のことだそうです。尾っぽの羽なんで、当然長いはず。
最初から「コックサドル」にすればよかったんですけどね、
長すぎるかなあ~なんて思いましてね。
そして、模様も「グリズリー」という、縞模様の羽があるようで、
気に入ってしまったので…
HANEYAさんのコック サドル グリズリー ハーフカット ナチュラル
という商品です。これはなかなか良いですね。(^^)
というわけで…フェザー用の羽を探すキーワードは…
「コック」「ネック」「ハックル」「サドル」
あたりを組み合わせると良いと思います。ですが…
一番良いのは直接専門店へ行くことですね。(^^)
もう一つの材料であるティンセルは
「アクティブティンセル」というのを購入しました。
ストレートタイプとツイストタイプを1つずつ。
ポッパーについているのはほぼツイストタイプですね。
ストレートもよさそうです。
これで準備が整ったはず??
いや~、なんかたくさん買ってしまいました。
わたくし、フェザーフックを何個作る気なんでしょう。
これは、準備しただけで満足してしまうパターンか…(^^)
※
こんな感じに完成しました。