(その4からのつづき)
ここから塗装編です。まずは段ボールで簡易塗装ブースを作成。
これをベランダに出して塗装します。(部屋の中でやると大変なことに??)
手順としては、こんな感じでしょうか?
1.下地づくり
2.色のせ
3.仕上げ
だいたい、1.と3.はウレタンコートかセルロースセメントを使って「どぶづけ」
するってのは普通の手順だと思います。でも、ちょっと大変なので…
今回用意したのは、スプレー缶のみ。
いきなりかけます。
そうそう、塗る前にバルサの接着面のくぼみ、穴をエポキシ系接着剤を使って
ふさいでおきました。スプレーで埋めるのは大変なので。
最初の塗料は内部に浸透します。というわけで、薄目に何度も重ねていきます。
6回ほど重ねると、だいぶ「ありがたい」感じの色になってきました。でも、まだ木目も
残ってます。ゴールドを使ったのは、普通の色に比べて「光沢成分」をつくる粒子が
含まれる分、表面に塗装膜を形成しやすいかなあ~と思ったので。
#もちろんシルバーでもOKです。
このぐらいあたりから紙やすり(400番)で削りながらコーティングすると表面の木目が
目立たなくなってきました。ゴールドは紙やすりでも削りやすいです。金粉みたいなもの
が出ながら削れていきます。
気分転換で?ピンクに。ゴールドばっかり使うのもどうかと思ったので変えました。
色を変えると「色の乗り」がわかりやすいくて良いですね。ピンク一色というのも
悪くないかもしれません。
ゴールドと比べて紙やすりでは削りにくいですが、それでも消しゴムのカスみたい
に丸まりながら削れました。というわけでピンクを2度ほど塗った所で表面の木目
が消えてきましたので、下地づくりはOKといったところでしょうか?
スプレーだけでなんとかなりましたが、結構な回数をかけますので効率的かどうかは
わかりませんねぇ~。やはり普通の手順(コーティング剤のどぶづけ)のほうが良いの
かもしれません。あと、下塗り専用に使う「サンディングシーラー」とかいう塗料もある
みたいなんで、そういうのを使うともっと楽なのかもしれません。もってないですけど。
(その6へつづく)