凪の陸線

（その６からのつづき）

目のことを後回しにしていたけど、普通は目をいれるくぼみをコーティング前に彫って
おくものかもしれない。しかし、もう塗ってしまったものは仕方がない。「目を描く」という
方法もあるけど、ちょっとおもしろみに欠ける。それに、描くのも簡単ではないかも。

そこで考えたのが、手芸用品で使われる目玉（ぬいぐるみの目）を使うということ。
エギの乱舞みたいに黒目にすると良いかもしれない。さっそく手芸好き？の嫁さん
に聞いてみると、家にあるらしい。4mmのかわいいのが２つ。しかし、これでは
足りないので6mmのを新たに買ってきてもらいました。
＃値段は10個で100円ぐらいです。「半丸ボタン」「目玉ボタン」などで検索すると
＃出てくると思います。興味のある方は調べて見て下さい。

目玉を手に入れたので作業開始。まずは目の位置を決めます。



ボタンなんで、糸を通す所が出っ張っています。そこをボディに埋め込めんで
固定しますので、デザインナイフを使って切り取ります。



目玉をのっけてみると…
つぶらなひとみでこちらを見ています。



後はエポキシ系接着剤で固定すれば、無事目がつきました。
4mmのほうは良いとして、6mmはちょっと大きすぎたかも？
ちょっと「おもちゃ」っぽくなってしまいましたが、良しとしましょう。



嫁さんには「セミ」に見えるらしい。
セミと言えば「リブンシケーダ」という名作ルアーがあったが…



というわけで、あとは仕上げのコーティングを残すのみとなりました。
完成まであと少しです。

（その８へつづく）