2019年04月21日
釣れる動きを考える3 (ポーズ)
「釣れる動きを考える」 3回目のテーマは「ポーズ」です。
釣れる動きを考える1 (ただ巻き)
釣れる動きを考える2 (フォーリング)
釣れる動きを考える3 (ポーズ)
釣れる動きを考える4 (急激な変化)
釣れる動きを考える5 (パニックアクション)
釣れる動きを考える6 (ラインの存在感)
釣れる動きを考える7 (応用編)
釣れる動きを考える8 (まとめ)
「ポーズ」=「動きを与えない」動き
ポーズも立派な動きの1つです。
「放置」「ほっとけ」とも言われたりします。

初心者の人がルアー釣りをはじめると…
ルアーはエサでない
→ ルアーを動かさないと喰わない
と考えがちです。普通はそう思うと思います。
しかし、しかし、しかし、ルアーは動かさなくても
魚に対して魅力をアピールしているようです。
ここで、少しメバルのルアー釣りの話をしましょう。
メバルをルアーで狙うとなると、最初に勧められる
ルアーはストレートワームのジグヘッドリグになると
思います。そして、アクションはただ巻きです。
ジグヘッドをキャストして、沈めて、一定の速度で
ゆっくり巻く。たぶん、入門書的なものには、こう
書かれていると思います。たぶん、私が初心者を
連れて行ったとしても、最初は同じように進めると
思います。
ところが、ちょっと状況が渋くなったり、難しい状況と
なると、ジグヘッドをただ巻いているだけでは喰わなく
なります。その時に意外と効果を発揮するのが
ポーズです。狙うポイントでラインテンションを抜いて
あげると、潮の流れに乗って、ドリフトして着底します。
着底したら喰わないかというと、そんなこともありません。
ルアーは動かさなくても、メバルを誘っているようです。
ポーズしているルアーでも喰う理由として以下のことが
よく言われています。
ルアーは止めていても動いている
ルアーは動かさなくても、水の動きに合わせて動く。
ゆらゆらと揺れる動きが魚を引き付けるという話です。
この説明は、ポーズで釣れる理由を説明するうえで
とてもわかりやすいと思います。
でも、私としては少し足りないと思ってます。
ルアーを完全に止めることは不可能だとは思いますが、
もし完全に止めることができたとしても、魚は喰ってくる
はずです。つまりは、動いてなくても喰ってくる。
フォールのところでも説明しましたが、魚は興味を示すと
口に入れて確かめる習性があります。それはポーズ中
でも同じことです。つまりは、魚がルアーを認識し、興味を
示せば、口に入れて確かめるはずです。ソフトルアー、
ハードルアー問わずです。
ワーム、プラグ、ジグとルアーは様々な材質で作られて
いますが、自然界に存在している、岩、石、砂、水草など
からすれば、完全に異質なものだと思います。
「あれ?何か違うものがある?」
「なんだろう? 食べられるかな? パク♪」
こんなイメージです。
ただ巻きのところで、「より遅く」というのがでて
きました。もし「より遅く」といわれてルアーが
動く一番遅い速度をイメージしていたとしたら、
それは間違いです。ルアーは動かなくても魚を
さそっています。
バス釣りにおいても、ポーズに反応する魚がいます。
とくにタフコンディションにおいては、長いポーズが
効くなんてこともあります。
人によってよっては…
ポーズが最強のアクション
なんてことも言われたりします。
ポーズの時間は最低でも20秒くらい必要です。
待つ人は数分間動かさないなんてことも
あるようです。
私の場合は長くても1分ぐらいかな?
しかし、そんな最強のアクションを持つポーズにも
弱点がありますよね。
それは、1投に時間がかかるということです。
魚がいるとわかっているエリア、ポイントでは
効果的な反面、魚がどこにいるかわからない場合は
時間の無駄になってしまうことも。
なので、出しどころを間違えてはならないです。
でも、出しどころがわかっていれば、
最強のアクションが手に入るかもしれません。
というわけで、今回もおさらいすると…
1.動いてなくても魚を誘う
2.最強のアクション?
3.出しどころが大事
ここぞという場面でお使いください。
釣れる動きを考える1 (ただ巻き)
釣れる動きを考える2 (フォーリング)
釣れる動きを考える3 (ポーズ)
釣れる動きを考える4 (急激な変化)
釣れる動きを考える5 (パニックアクション)
釣れる動きを考える6 (ラインの存在感)
釣れる動きを考える7 (応用編)
釣れる動きを考える8 (まとめ)
「ポーズ」=「動きを与えない」動き
ポーズも立派な動きの1つです。
「放置」「ほっとけ」とも言われたりします。

初心者の人がルアー釣りをはじめると…
ルアーはエサでない
→ ルアーを動かさないと喰わない
と考えがちです。普通はそう思うと思います。
しかし、しかし、しかし、ルアーは動かさなくても
魚に対して魅力をアピールしているようです。
ここで、少しメバルのルアー釣りの話をしましょう。
メバルをルアーで狙うとなると、最初に勧められる
ルアーはストレートワームのジグヘッドリグになると
思います。そして、アクションはただ巻きです。
ジグヘッドをキャストして、沈めて、一定の速度で
ゆっくり巻く。たぶん、入門書的なものには、こう
書かれていると思います。たぶん、私が初心者を
連れて行ったとしても、最初は同じように進めると
思います。
ところが、ちょっと状況が渋くなったり、難しい状況と
なると、ジグヘッドをただ巻いているだけでは喰わなく
なります。その時に意外と効果を発揮するのが
ポーズです。狙うポイントでラインテンションを抜いて
あげると、潮の流れに乗って、ドリフトして着底します。
着底したら喰わないかというと、そんなこともありません。
ルアーは動かさなくても、メバルを誘っているようです。
ポーズしているルアーでも喰う理由として以下のことが
よく言われています。
ルアーは止めていても動いている
ルアーは動かさなくても、水の動きに合わせて動く。
ゆらゆらと揺れる動きが魚を引き付けるという話です。
この説明は、ポーズで釣れる理由を説明するうえで
とてもわかりやすいと思います。
でも、私としては少し足りないと思ってます。
ルアーを完全に止めることは不可能だとは思いますが、
もし完全に止めることができたとしても、魚は喰ってくる
はずです。つまりは、動いてなくても喰ってくる。
フォールのところでも説明しましたが、魚は興味を示すと
口に入れて確かめる習性があります。それはポーズ中
でも同じことです。つまりは、魚がルアーを認識し、興味を
示せば、口に入れて確かめるはずです。ソフトルアー、
ハードルアー問わずです。
ワーム、プラグ、ジグとルアーは様々な材質で作られて
いますが、自然界に存在している、岩、石、砂、水草など
からすれば、完全に異質なものだと思います。
「あれ?何か違うものがある?」
「なんだろう? 食べられるかな? パク♪」
こんなイメージです。
ただ巻きのところで、「より遅く」というのがでて
きました。もし「より遅く」といわれてルアーが
動く一番遅い速度をイメージしていたとしたら、
それは間違いです。ルアーは動かなくても魚を
さそっています。
バス釣りにおいても、ポーズに反応する魚がいます。
とくにタフコンディションにおいては、長いポーズが
効くなんてこともあります。
人によってよっては…
ポーズが最強のアクション
なんてことも言われたりします。
ポーズの時間は最低でも20秒くらい必要です。
待つ人は数分間動かさないなんてことも
あるようです。
私の場合は長くても1分ぐらいかな?
しかし、そんな最強のアクションを持つポーズにも
弱点がありますよね。
それは、1投に時間がかかるということです。
魚がいるとわかっているエリア、ポイントでは
効果的な反面、魚がどこにいるかわからない場合は
時間の無駄になってしまうことも。
なので、出しどころを間違えてはならないです。
でも、出しどころがわかっていれば、
最強のアクションが手に入るかもしれません。
というわけで、今回もおさらいすると…
1.動いてなくても魚を誘う
2.最強のアクション?
3.出しどころが大事
ここぞという場面でお使いください。
Posted by _iyo at 12:20│Comments(2)
│考察
この記事へのコメント
ポーズって、一番簡単なことのようで一番難しいですね。
だって釣り人って、自分も含めて意外に気が短いですから。
最近がんばってるヘビキャロにしても、最強はポーズだとよく聞きますが、こないだ釣れたのもポーズではなく早引きだったし…なんて経験をすると、いよいよ待てなくなりますね。
ほとんど止まってるとしか思えなかったヘビキャロの竿を、突然前に竿を倒して合わせを入れてる光景、かっこいいですけど。
だって釣り人って、自分も含めて意外に気が短いですから。
最近がんばってるヘビキャロにしても、最強はポーズだとよく聞きますが、こないだ釣れたのもポーズではなく早引きだったし…なんて経験をすると、いよいよ待てなくなりますね。
ほとんど止まってるとしか思えなかったヘビキャロの竿を、突然前に竿を倒して合わせを入れてる光景、かっこいいですけど。
Posted by HANETA at 2019年04月22日 11:41
HANETA さん、こんばんは。
>ポーズって、一番簡単なことのようで一番難しい…
待てる人、待てない人、間違いなく人を選びますね。(^^)
他にも選択肢があるというのがバス釣りの良いところかな?
ですので、ここぞという場面だけで良いと思いますよ。
>ポーズって、一番簡単なことのようで一番難しい…
待てる人、待てない人、間違いなく人を選びますね。(^^)
他にも選択肢があるというのがバス釣りの良いところかな?
ですので、ここぞという場面だけで良いと思いますよ。
Posted by _iyo
at 2019年04月22日 22:27
